多くの観客が見守る中で行われたマゼランペンギンの引っ越し=5日、上越市立水族博物館

多くの観客が見守る中で行われたマゼランペンギンの引っ越し=5日、上越市立水族博物館

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上越市立水族博物館 マゼランペンギン4カ月ぶり展示再開

新潟日報(2017年4月6日)

 上越市西本町4の市立水族博物館で飼育されているマゼランペンギンの展示が5日、4カ月ぶりに再開された。昨年11月末に市内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが確認されたことに伴い、中止されていた。かわいらしい姿が早速、観客を喜ばせた。

 マゼランペンギンは同館が国内最多の126羽を飼育する看板生物。

 同館によると、ペンギンが鳥インフルエンザに感染した例は確認されていないが、念のため半径150キロ圏内で鳥インフルエンザが確認された場合、1カ月間、公開を中止する独自基準を定めていた。2月下旬の栃木県那須塩原市での確認が最後となったことから、再開を決めた。

 屋内に移されていたペンギンは5日、約60羽が飼育員に誘導され、よちよちと歩いて観客の前に登場した。愛らしい姿とプールで元気に泳ぎ回る様子に歓声と拍手が起きた。

 祖父と訪れた新潟市西蒲区の小学3年(8)は「歩く姿がかわいい。歩くのは遅いけど、泳ぐのは速いんだな」と興味深そうに話した。

 残る約60羽は6日午後1時半に引っ越す。8、9の両日は午前11時~午後3時、高田城百万人観桜会が開かれている高田公園で公開される。

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