全国植樹祭に向け、踊りの練習に励む児童と魚津せり込み蝶六保存会員

全国植樹祭に向け、踊りの練習に励む児童と魚津せり込み蝶六保存会員

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全国植樹祭へ心一つ せり込み蝶六、式典披露へ練習

北日本新聞(2017年4月9日)

■魚津の児童と保存会、初の合同練習

 5月28日に魚津市を主会場に開かれる第68回全国植樹祭に向け、式典に出演する地元の魚津せり込み蝶六保存会(宮坂新太郎会長)と市内の児童による合同練習が8日、新川学びの森天神山交流館(同市天神野新)で行われた。魚津で唄い、踊り継がれているせり込み蝶六で全国植樹祭をにぎやかに盛り上げようと、参加者は練習に汗を流した。

 魚津市の魚津桃山運動公園で行われる式典のエピローグでは県内の伝統芸能が披露され、魚津せり込み蝶六保存会員22人と市内10小学校の5、6年生130人も出演する。

 児童は街流しや運動会などで踊った経験がある希望者が集まった。保存会員は全国植樹祭を控えていたことなどから、例年よりも早く2月中旬から活動を本格化させ、週1回の稽古を重ねている。

 この日は保存会員と児童が初めて顔をそろえ、子どもたちの練習に主眼を置いた。本番で招待者席の通路を使って街流しのように踊る児童は、保存会員の踊りを手本に、三味線や胡弓といった地方(じかた)の演奏に合わせて踊りを繰り返し、入場・退場時の動きも確認した。

 道下小6年の深井萌優さん(11)は「家で踊りを確認して、本番はうまく踊りたい」と話し、上野方小6年の天野祥君(11)は「みんなと心を一つにしてきれいな蝶六にしたい」と意欲十分だった。

 児童と保存会員は、同公園で29日と5月27日に行われるリハーサルを経て式典に臨む。宮坂会長(64)は「未来を担う子どもたちと一緒に、蝶六を全国にアピールするのを楽しみにしている」と話した。

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