移転作業を終え、展示資料を見る吉田支部長(左から2人目)ら千島歯舞諸島居住者連盟富山支部のメンバー

移転作業を終え、展示資料を見る吉田支部長(左から2人目)ら千島歯舞諸島居住者連盟富山支部のメンバー

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北方領土 もっと知って 黒部の漁業資料館移転オープン

北日本新聞(2017年4月13日)

■写真や居住図 展示充実
 北方領土の写真や、昔の漁具などを展示する黒部市の漁業資料館が12日、同市生地中区の市コミュニティセンターに移転オープンした。訪れた人に領土問題について理解を深めてもらえるように北方領土関連の資料をより多く並べている。

 漁業資料館がこれまで入っていた黒部市生地のJAくろべが所有する建物が競売に掛けられたことから、資料館を運営する「漁村文化ミュージアムIKUJI協議会」(根塚新太郎会長)が移転を決め、市コミュニティセンターが受け入れた。

 この日は北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟富山支部(吉田義久支部長)や、同協議会のメンバー、市職員らが同建物から約400メートル離れた同センターの1階に資料を運び込んだ。

 戦前の島での暮らしを紹介する写真パネルをはじめ、大小合わせて約60枚の写真を展示。元島民の居住図や北方領土について説明するパネルなども並ぶ。今後は予約を受けて、同支部のメンバーが説明する。

 吉田支部長は「移転できてひとまず安心した。より多くの人に関心を持ってもらえるように、展示を工夫したり、元島民らによる説明を充実させたりしたい」と話した。その上で「北方領土資料館の建設を、県や市に引き続き要望していきたい」と述べた。

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