ライトアップされた守屋貞治の石仏群

ライトアップされた守屋貞治の石仏群

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夜に見る、高遠石工の石仏 伊那・建福寺でライトアップ

信濃毎日新聞(2017年4月14日)

 一般社団法人高遠石工(いしく)研究センター(伊那市)は13日、伊那市高遠町の建福寺で、江戸時代に高遠から全国に出向いた「高遠石工」の名工、守屋貞治の作品のライトアップを始めた。精緻に彫り込まれた衣のしわや、少し笑みをたたえた石仏の柔らかな表情が照らし出されている。

 昨年の春と秋に続き、ライトアップは3回目。貞治の最高傑作とされる江戸後期の「西国三十三所観世音菩薩(ぼさつ)」などが夜陰に浮かび、訪れた人たちは石仏の表情に見入っていた。写真撮影で訪れた市内の会社員村上耕平さん(24)は「(格子が外されているので)表情がよく見えて、雰囲気が良い」と話していた。

 建福寺には40体以上の石仏があり、センター事務局長の熊谷友幸さん(62)=伊那市荒井=は「地元でこれだけ多くの石仏が見られる所はない。細かな技術や表情から貞治の神髄に触れることができる」とPRしている。

 ライトアップは高遠城址(じょうし)公園の「さくら祭り」に合わせ、15日までの午後5時半〜9時に行う。センター会員によるガイドもある。

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