あずまやが設置されるなどリニューアルした「きのこの森」=福井県おおい町鹿野

あずまやが設置されるなどリニューアルした「きのこの森」=福井県おおい町鹿野

福井県 敦賀・若狭

「きのこの森」15日改装オープン あずまや設置 収穫体験施設も

福井新聞(2017年4月14日)

 昨年6月から休園し再整備が行われていた、キノコをモチーフにしたテーマパーク「きのこの森」(福井県おおい町鹿野)が15日、リニューアルオープンする。暑さ対策としてあずまやを設置、水路を拡大した。シイタケの収穫体験や最先端の映像が体験できる施設も加わり、子ども向け遊具が中心だったきのこの森に、体験学習施設としての機能が加わった。

 地域住民と市町、県が一体となって、歴史や文化などの地域資源を生かした地域づくりを行う県の「ふるさと創造プロジェクト」の一環。県から約1億円の補助を受け、おおい町が約2億2千万円かけて整備した。

 傾斜面が多く、座るところが少ないとの声があり、入り口付近の噴水を埋め立て、芝生広場を約2千平方メートルから約4千平方メートルに拡張。石畳だった園路も平らにしてバリアフリー化を図った。園路にはトリックアートが描かれ、キノコ、リス、カブトムシの絵が立体的に見える。

 夏の暑さや雨天対策として、あずまやを広場に6棟、陶芸館近くに3棟設置。水路を約1・5倍に拡大し、水遊びを楽しめるようになった。

 また、シイタケの収穫体験施設を設けた。年間30家族限定で、原木に植菌するところから栽培の体験ができ、顕微鏡で胞子を確認するなど学習もできる。

 このほか、キノコの展示などがされていた「きのこものしり館」の2階に、映像体験設備を整備した。デジタルアーティスト集団チームラボ(東京)が手掛けた。大画面に街の絵が映し出されており、子どもたちが紙に描いた絵を特殊装置で入力すると、画面に取り込まれ立体的に見える。映像内を動き回る車を触ると加速などする。全国でも常設は珍しいという。入園料とは別途300円が必要。

 きのこの森職員の三谷浩一さんは「暑さ対策をはじめ、雨天時にも楽しめる施設ができた。キノコに特化した体験学習も増え、年中遊びに来てもらえたら」と話している。15日は、リニューアルオープンの式典があり、15、16日はキノコ採集会などのイベントが開催される。

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