会場となる茶室で打ち合わせするメンバーら

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春の茶趣楽しんで かなくれ会5月20、21日に茶会

北日本新聞(2017年4月15日)

■陶芸家が自作でもてなし
  
 越中瀬戸焼の窯元でつくるかなくれ会(釈永由紀夫代表)のメンバーがもてなす第6回「かなくれ茶会」が5月20、21の両日、立山町瀬戸新の陶農館で開かれる。陶芸の里で作り手と使い手が語り合い、交流を深める場。これまで5回は秋に開催していたが、初めて春に企画した。今月16日から予約を受け付ける。

 かなくれ会は2011年、庄楽窯、四郎八窯、千寿窯、枯芒ノ(かれすすきの)窯で活動する5人の陶芸家で結成した。茶会では会員が席主を務めて自作の道具で席作りをする。釈永代表は「新緑がまぶしい季節になる。秋とは違った趣を楽しんでもらいたい」と話す。

 茶席代は香煎、点心、薄茶、いずれかの窯元による記念品の器を合わせて1万円。これまでは1日6席だったが参加者の声を踏まえ、両日とも午前9時半から1時間間隔で5席とした。各席15人で、当日券はない。

 メンバーの作品をそろえた「茶の器展」を5月20日から28日まで併催する。北日本新聞社後援。予約・問い合わせは陶農館(火曜定休、午前9時~午後4時)、電話076(462)3929。

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