蜃気楼の解説板設置を喜ぶ大崎会長(右)ら=魚津市北中の海岸

蜃気楼の解説板設置を喜ぶ大崎会長(右)ら=魚津市北中の海岸

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蜃気楼 発生の仕組み一目で 魚津・海岸に解説板

北日本新聞(2017年4月17日)

■発生の仕組み一目

 魚津市の道下地区振興協議会(大崎勇会長)は、蜃気楼(しんきろう)の解説板を同市北中の海岸に設置した。同所は富山、黒部の両方向の蜃気楼を眺めることができ、県内外から大勢が訪れる。大崎会長(74)は「これまで以上に多くの人に来てもらい、魚津市の元気につながればうれしい」と話している。

 解説板は、海岸に沿って走るしんきろうロードの北鬼江西交差点近くにある護岸堤に取り付けられた。

 縦0・9メートル、横3・6メートルあり、富山市岩瀬方向に現れた春型、冬型の蜃気楼と、実景の写真計3枚を並べ、発生のメカニズムなどを紹介。葉勢森正之副会長(77)は「初めて見に来た人でも一目で分かるようになっています」と話す。

 同協議会は、蜃気楼を見るために訪れた人に役立ててもらおうと設置を決めた。費用は約9万円で、市のまちづくり交付金を活用した。

■パンフ一新、興味アップ/研究会の野村さん作る
 魚津蜃気楼研究会の野村英樹さん(51)=魚津市石垣新=が、蜃気楼を紹介するパンフレットを新しくした。観察するために多くの人が訪れる海の駅・蜃気楼近くで観光客らに渡す。

 パンフレットは、野村さんや研究会員が撮った写真約20枚を掲載。発生メカニズムなども説明し、初めて見に来た人にもどのような現象なのかが分かるようになっている。

 大きさはB4サイズで三つ折り。これまでのパンフレットとの違いは、朝と昼の気温差が10度以上あり立山連峰がよく見えるなど、発生しやすい気象条件をまとめたこと。富山、黒部市方向の建物がそれぞれどのように変化して見えるかも写真で示した。

 春型蜃気楼が発生しやすい4月~6月中旬に同会員が海の駅で配る。野村さんは「蜃気楼をPRしたい。パンフレットを見てまた来たいと思ってもらえればいい」と話している。

■今季3回目発生 生地方向が変化
 魚津市の海岸で16日、今シーズン3回目の春型蜃気楼が観測された。午前10時10分ごろから黒部市生地方向の風景が変化した。

 魚津埋没林博物館は5段階(A~E)のEランクとした。

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