りりしいというより愛嬌たっぷり―。フクイラプトルの五月人形が14日、勝山市の県立恐竜博物館にお目見えした。訪れた園児たちは、恐竜の口の中をのぞき込むなど興味津々の様子で見入っていた。
同館が端午の節句を前に3階テラスに設置した。除幕式には同市内のしろきこども園の園児25人が招かれ、テープを引くとよろい、陣羽織を着た高さ1・3メートルのフクイラプトルが現れた。口を少し開け、鋭い歯が見えているものの、どこか柔和な表情。古家悠聖君(5歳)は「面白いし、かっこよかった」と笑顔で話していた。
正面入り口には、恐竜4体をイメージしたこいのぼりも設置された。
五月人形、こいのぼりとも5月31日まで展示される。