初出荷されたタケノコの皮むき作業を行う女性たち

初出荷されたタケノコの皮むき作業を行う女性たち

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黒河タケノコの出荷始まる 昨年より6日遅く

北日本新聞(2017年4月18日)

 射水市特産の黒河タケノコの出荷が17日、同市黒河(小杉)のJAいみず野倉庫で始まり、初日は農家17戸が朝採れの約700キロを出荷した。昨年よりも6日遅いスタートとなった。

 約80戸が竹林20ヘクタールで栽培しており、自家消費や軒先販売を除く約50~60戸が市場に出荷している。黒土の土壌で育つことから、えぐみが少なく香りも良く、シャキシャキの食感で人気がある。

 初日はSから3Lまでの五つのサイズ別に箱詰めした生食用のタケノコが並べられ、富山、高岡両市の青果業者が買い付けに訪れた。黒河筍(たけのこ)グループの女性による加工作業も行われ、手際よく皮をむいていた。

 今年は収穫の少ない「裏年」とされ、冬場の寒さで生育が遅れ気味となった。今月下旬に最盛期を迎え、5月上旬までに昨年よりもやや少ない15トンの出荷を見込む。

 23日午前10時~午後2時には黒河地域振興会が塚越(小杉)の塚越公民館周辺で「黒河たけのこ祭り」を開く。

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