収穫のピークを迎えた、ビニールハウス内の食用ホオズキ=18日、妙高市中川

収穫のピークを迎えた、ビニールハウス内の食用ホオズキ=18日、妙高市中川

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完熟ホオズキ収穫ピーク サラダ、スイーツ用 妙高

新潟日報(2017年4月20日)

 妙高市中川の農業法人アス・アサップ(小川克昌社長)のビニールハウスで、食用ホオズキの収穫がピークを迎えている。ハウスの中は甘酸っぱい香りが広がり、完熟したホオズキが鈴なりだ。小川社長は「収量、大きさともに想像以上」と満足している。

 食用ホオズキを妙高市の特産品にしようと、昨年夏にビニールハウスを建て、試験栽培している。

 どの苗からも実を包む黄色い「がく」がぶら下がっている。アス・アサップは市内で露地栽培にも取り組んでいるが、露地物より実が大きく収量も多いという。

 約640本ある苗から1日当たり10~20キロ取れる。18日も小川社長らがホオズキをがくごと大切に収穫していた。収穫は7月ごろまでを見込んでいる。

 ホオズキは妙高市内のホテルなどに出荷し、サラダやスイーツとして提供される。新潟伊勢丹(新潟市中央区)でも25日まで販売されている。

 小川社長は「安定供給のめどをつけてハウスを増床し、販路開拓にも力を入れたい」と話している。

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