いしかわ動物園(能美市)は19日、世界三大珍獣の一つ「コビトカバ」の赤ちゃん「ミライ」の屋外展示を始めた。来場者はミライが小さな体を揺らしながら母親について回る姿を楽しんだ。
雄のミライは昨年12月に雄のヒカル(6歳)と雌のノゾミ(6歳)の間に生まれた。コビトカバは寒さに弱く、冬季は屋内で公開されていたが、屋外展示場内のプールの水温が上がってきたことから、屋外展示を始めることにした。
遠足で訪れた能美市緑が丘保育園の櫻井みらいちゃん(6)は「同じ名前でびっくりした。お母さんと仲良く泳いでいてかわいい」と笑顔を見せた。毎日午後3時から飼育員によるガイドが行われる。