大正時代から昭和、平成の鉄道写真などが並ぶ企画展「福井の私鉄」=22日、福井市の県立歴史博物館

大正時代から昭和、平成の鉄道写真などが並ぶ企画展「福井の私鉄」=22日、福井市の県立歴史博物館

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福井の私鉄、歩みを紹介 写真など130点、福井県立歴博

福井新聞(2017年4月23日)

 福井県内の私鉄の歴史を紹介する企画展「福井の私鉄」(福井新聞社後援)が22日、福井市の県立歴史博物館で始まった。大正時代に始まった100年以上の県内私鉄の歩みを、130点に上る写真や実物資料で振り返ることができる。6月4日まで。

 昨春、えちぜん鉄道三国芦原線と福井鉄道福武線の相互乗り入れと、福鉄福井駅前線(通称ヒゲ線)を延伸した福井駅西口広場の供用が同時に始まってから、1周年となるのを記念して同館が開催。県内私鉄のルーツである、大正3(1914)年に営業開始した越前電気鉄道と武岡(ぶこう)軽便鉄道から現在までの写真のほか、駅名表示板や切符、運行表などの実物資料が並ぶ。

 大正3年ごろ、大野行きの電車が鉄橋を渡る写真では、客車の後部に貨車が1両引かれている。戦前の福井駅前停留所の写真からは、軍服の男性らが大勢乗り降りする様子がわかる。福井地震で被災し、火災で黒焦げになった福鉄車両や、京福電鉄丸岡線廃線に伴う昭和43(1968)年7月の「お別れ電車」の写真もある。

 実物資料には廃線となった福鉄鯖浦線や南越線の駅入場券や、駅名表示板、「武生―戸の口」の行き先表示板(いずれも昭和40年代)などを展示。大正3年に越前電気鉄道が全線開通した際のものとみられる貴重な「記念写真帳」もある。

 20分の1の福鉄200形模型は普段は一般公開されていないもの。えち鉄、福鉄の運転席にカメラを設置して撮影した動画も上映している。

 会期中の休館日は5月10日、24日。

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