潮風を受け、海沿いの風景を楽しみながら自転車をこぐ参加者=魚津市青島

潮風を受け、海沿いの風景を楽しみながら自転車をこぐ参加者=魚津市青島

富山県 アウトドア・レジャー

景色楽しみ ぐるっと快走 富山湾岸サイクリング

北日本新聞(2017年4月24日)

 「富山湾岸サイクリング2017」が23日、魚津市の海の駅蜃気楼(しんきろう)を発着点に行われ、1269人が富山湾沿岸の美しい眺めを楽しみながらペダルをこいだ。

 富山湾の「世界で最も美しい湾クラブ」加盟を記念して2015年に始まり、3回目。朝日町から氷見市までを結ぶ全長約88キロのサイクリングコースに4コースを設けた。氷見市内で名物グルメを楽しむ「プチグルメ氷見」を初めて実施した。

 海の駅蜃気楼で開かれた式典で、県サイクリング協会長の村上和久富山市議が開会宣言。石井隆一知事が「参加者は年々増えている。一緒に楽しみましょう」と述べ、村椿晃魚津市長が歓迎した。

 朝日から氷見までを巡る「チャンピオン」(185・3キロ)には344人、氷見往復の「ロング」(124キロ)は434人、朝日往復の「ショート」(67キロ)は410人、入善を往復して観光やグルメも楽しむ「エンジョイ」(48・6キロ)は81人が出場した。

 知事や市長、田畑裕明衆院議員も走った。財団法人「自行車新文化基金会」の劉麗珠(りゅうれいじゅ)執行長や、世界大手の自転車メーカー「ジャイアントグローバルグループ」のアントニー・ロー前最高経営責任者(CEO)ら台湾からの参加もあった。

 県と実行委、県サイクリング協会、NPO法人富山サイクル交流倶楽部、富山湾に面した9市町が主催。チューリップテレビ、北日本新聞社共催。

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