下伊那郡喬木村がタケノコ狩りの季節を迎え、県内各地から訪れる人でにぎわっている。たかぎ農村交流研修センターによると、24日は4組約20人が竹林に入り、斜面に少しだけ顔を出したタケノコを見つけては、傷つけないようつるはしで掘り出した。
同村小川の竹林(約70アール)を仲間4人と管理する下岡邦直さん(67)によると、ここ1、2カ月間は気温の低い日が続き、生育は遅めという。
東筑摩郡朝日村の会社員福崎洋一さん(46)一家4人は初挑戦ながら、1時間ほどで20キロ袋がいっぱいに。採りたてを試食し、「軟らかいね」と皆驚いていた。
同センターのタケノコ狩りは5月14日まで(午前10時〜午後3時)。料金1キロ400円。予約制で1日5組限定。申し込みは同センター(電話0265・33・3999)へ。