南砺市福野地域中心部で5月1、2日に行われる福野夜高祭と今月29日の子供夜高太鼓競演会に向け、祭りを受け継ぐ各町の子どもらが練習に励んでいる。
夜高祭の今年の当番町、横町は、祭りの起源である福野神明社境内が練習会場。小中学生約20人が、膝を曲げた低い姿勢から、体全体で力強く打ち鳴らすことなどを学んできた。長森央朗さん(35)ら4人が指導している。
桶谷まつりさん(福野中学校1年)は「頑張って練習してきた成果を出し切りたい」と意気込んでいた。
競演会は越中夜高太鼓保存会(中村秀雄会長)が主催。29日午後1時から、同市寺家新屋敷(福野)のア・ミューホールで行われる。