昨年9月の「信州駒ケ根ハーフマラソン」でゴールする選手

昨年9月の「信州駒ケ根ハーフマラソン」でゴールする選手

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参加者評価、全国1位 信州駒ケ根ハーフマラソン

信濃毎日新聞(2017年4月28日)

 駒ケ根市内を走る「信州駒ケ根ハーフマラソン」(市や市教委などの実行委員会主催)の昨年の第4回大会が、各地のハーフマラソン大会の参加者による評価で1位になった。月刊誌「ランナーズ」を発行するアールビーズ(東京)の財団が企画する「全国ランニング大会100撰(せん)」にも4回連続で選ばれた。実行委は、9月24日に開く第5回に向け「走る人も応援する人もスタッフも楽しめるようにしたい」と思いを新たにしている。

 同社北信越事業所(長野市)の大平かおるさん(27)が27日に市役所を訪れ、杉本幸治市長に報告した。各地の大会にエントリーできる同社運営のサイト「ランネット」に、運営面や個性、もてなしなどの観点で参加者が寄せる投稿を基に各大会を採点。昨年は国内で約千のハーフマラソン大会があり、駒ケ根ハーフマラソンは100点満点で95・5点で首位だった。

 ランニング大会全体では約2千の催しが開かれたという。駒ケ根ハーフマラソンの高評価について大平さんは「県外からの参加が多く、来た人が(中央、南の両アルプスなどを望む)景色に感動し、地元のもてなしが伝わった結果」と話した。

 市教委の担当者は「沿道で手打ちそばを振る舞ったり仮装して声援を送ったり、熱い応援が評価されたのではないか」。杉本市長は「1位はうれしいが、これを守るのはプレッシャー。今後もみんなで楽しい大会にしたい」としていた。

 県内ではほかに、長野マラソン、信州なかがわハーフマラソン、軽井沢ハーフマラソン、信州安曇野ハーフマラソン、やぶはら高原ハーフマラソン、小布施見にマラソン、北信州ハーフマラソン、大町アルプスマラソンが「100撰」入りした。

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