「文久の大行燈」をバックに、ワールドミュージックの演奏が繰り広げられた福野夜高祭前夜祭=JR福野駅前

「文久の大行燈」をバックに、ワールドミュージックの演奏が繰り広げられた福野夜高祭前夜祭=JR福野駅前

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民族音楽で盛り上げ 福野夜高祭の前夜祭

北日本新聞(2017年5月1日)

 南砺市の福野夜高祭の前夜祭が30日、JR福野駅前で行われ、名物の「文久(ぶんきゅう)の大行燈(あんどん)」をバックに、ワールドミュージックや夜高太鼓の演奏が多彩に繰り広げられた。

 前夜祭には、ワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」でおなじみの巨大人形(高さ約4メートル)3体が登場。ブラジル北東部の音楽「マラカトゥ」を演奏するグループ「トゥーマラッカ」が夜高太鼓とともに打楽器を打ち鳴らし、雰囲気を盛り上げた。

 文久の大行燈は高さ約15メートルで、この日の強風で部材の一部が破損したため、引き回しは中止された。

 夜高祭は1、2の両日に福野地域中心部であり、深夜にかけ、大中小合わせて20本の夜高行燈が引き回される。

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