南魚沼市山口の八海山ロープウエー山麓駅近くのカタクリが間もなく最盛期を迎える。ロープウエー職員によると、３～７日ごろ満開になりそうだという。

　山麓駅から少し登った標高４００メートル付近のカタクリ群生地周辺では、所々雪が残る中、薄紫色の花が顔をのぞかせ始めた。３０日には県内外の家族連れや団体客が訪れ、写真を撮るなどして、八海山の春の知らせに心を和ませていた。

　栃木県壬生町から訪れた無職男性（６２）は「カタクリとフキノトウ、雪のコントラストがとても良い」と話した。隣の湯沢町でも、中里地区の「カタクリの里」が２日ごろから見頃を迎えそうだ。