松本駅に停車中のアルピコ交通上高地線の列車。2016年度の利用者は15年度比で1・3%増えた

松本駅に停車中のアルピコ交通上高地線の列車。2016年度の利用者は15年度比で1・3%増えた

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上高地線利用1・3%増 16年度168万人

信濃毎日新聞(2017年5月2日)

 アルピコ交通(松本市)は1日、松本市内で運行する鉄道上高地線(松本―新島々駅、14・4キロ)の2016年度の利用者が、15年度比1・3%(2万878人)増の168万8308人だったと明らかにした。増加は2年連続。沿線に最寄り駅がある松本大生向けに14年度に導入した4カ月定期が浸透し、外国人の利用も増えたとみている。

 定期利用は15年度比1・8%増の110万7644人。内訳は、通学が1・3%(1万1612人)増の87万4646人、通勤が3・6%(8148人)増の23万2998人。同社鉄道事業部は通勤の伸びについて「市が公共交通機関の利用を企業に働き掛けている効果もある」とする。

 一方、定期外利用は0・2%(1118人)増の58万664人。国民の祝日「山の日」(8月11日)に合わせ、北アルプス上高地で記念全国大会があったが、9月が天候に恵まれず、微増だった。

 上高地線の利用者は、06年度の131万人余を底に回復傾向が続くが、伸び率は鈍化も見られる。同社は17年度もほぼ16年度並みを予想。ただ、「JR各社や県内自治体が今夏展開する誘客事業『信州デスティネーションキャンペーン』の恩恵があれば、伸びが期待できるかもしれない」(鉄道事業部)としている。

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