平安装束で「越前朝倉曲水の宴」を紹介する宣伝隊=2日、福井新聞社

平安装束で「越前朝倉曲水の宴」を紹介する宣伝隊=2日、福井新聞社

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平安貴族の歌遊びを楽しんで 5日、朝倉氏遺跡で曲水の宴

福井新聞(2017年5月3日)

 福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で5日に行われる「第8回越前朝倉曲水の宴」(福井新聞社協賛)の宣伝隊が2日、福井新聞社を訪れ、「平安絵巻を楽しんで」と来場を呼び掛けた。

 午前10時から午後1時まで、杯が流れる小川や水路のほとりで和歌を詠む平安時代の貴族の遊びを再現する。公募で集まった30~60代の男女13人が、きらびやかな装束に身を包み、今年の題「響(ひびき、ひびく)」にちなんだ和歌を披露する。

 宣伝隊の男性は烏帽子(えぼし)に狩衣(かりぎぬ)姿、女性は小袿(こうちき)姿で、本番さながらにみやびな雰囲気をアピールした。

 実行委員会の岸田清副会長は「雅楽の生演奏もあり、平安時代にタイムスリップしたような気分になれる。多くの人に足を運んでもらい、朝倉氏が治めた一乗谷の繁栄ぶりを感じてほしい」と話していた。

 手打ちそばの実演販売や足羽高茶道部による茶席もある。問い合わせは実行委事務局=電話0776(41)2330。

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