大入道などの雪絵が浮かび上がった僧ケ岳。手前は全国植樹祭に向けて準備が進む式典会場=魚津桃山運動公園から

大入道などの雪絵が浮かび上がった僧ケ岳。手前は全国植樹祭に向けて準備が進む式典会場=魚津桃山運動公園から

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僧ケ岳 雪絵くっきり 魚津

北日本新聞(2017年5月3日)

 魚津市と黒部市にまたがる僧ケ岳(1855メートル)の山頂付近の雪解けが進み、残雪に縁取られた雪絵(雪形)が浮かび上がっている。2日は青空が広がり、28日に開かれる第68回全国植樹祭に向けて式典会場の準備が進む魚津桃山運動公園からも、くっきりとした雪絵を望むことができた。

 春を迎えた僧ケ岳は山肌の雪絵が形を変え、かつては両市の農家が田植えの目安にしていた。雪絵の伝承は地域によって異なっているが、魚津市から見ると、左に僧、中央に大入道、右に猫が並ぶ。さらに雪が解けると、大入道と猫は馬に、僧は尺八を吹いて馬を引く姿に変わる。

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