レストランのオープンに向けて打ち合わせする参加店主と並木学科長(右)=富山調理製菓専門学校

レストランのオープンに向けて打ち合わせする参加店主と並木学科長(右)=富山調理製菓専門学校

富山県 富山・八尾 グルメ

人気店シェフ日替わり出店 富山調理製菓専門学校にレストラン

北日本新聞(2017年5月3日)

 富山市の総曲輪レガートスクエア内に今春開校した富山調理製菓専門学校に、市内の人気店シェフが日替わりで腕を振るうレストランが15日、オープンする。料理人を目指す生徒たちに一流の技を間近で見る機会を提供し、まちなかのにぎわいづくりにも貢献するのが狙い。来年度からは、生徒たちが調理から接客までを担うレストランに衣替えし、料理の提供を通して腕を磨く。

 学校法人青池学園が運営し、店名は「Restaurant Aoike(レストラン・アオイケ)」。来年度に生徒が営業を始めるまでの間、厨房の有効活用を模索していた学園側が"出店"を依頼。「料理人の育成とまちなかの活性化につながるのであれば」と和洋の14店が快諾した。2学期以降、協力店がさらに数店増える予定。

 店によって価格は異なるが、県産食材を使ったランチを1500円前後で提供する。参加するイタリア料理店「クオーレ」(富山市西町)の杉浦健一さん(48)は「名だたる店がそろっている。みんなでまちなかを盛り上げていきたい」と語り、フランス料理店「シェ・ヨシ」(同市四ツ葉町)の毛利義信さん(43)は「料理人は、お客さんに感動してもらえる、やりがいのある仕事。採算度外視で、志す人たちに面白さを伝えたい」と意気込む。

 飲食業界は人手不足に悩んでおり、将来的な人材確保につなげる狙いもある。フランス料理店「ル・ジャルダン・ドゥ・サン」(同市白銀町)の小室徳幸さん(57)は「個人店と学校が一緒になって未来の料理人を育てていきたい」と話す。同校の並木剛学科長は「プロの技をじかに見られる機会。生徒には現場の空気を体感してほしい」と期待を寄せる。

 同校1階に入り、27席。営業時間は午前11時半~午後2時。限定30食程度でなくなり次第終了する。来年2月ごろまで平日限定で開く(春、夏、冬休みは除く)。担当店は毎週、同校ホームページに掲載する。問い合わせは同校、電話076(491)1177。

 ▽その他の参加店=ビストロふらいぱん、ケンタロウ、ワイニスタ、シンポジウム、シェ・フジイ、バクハウス、リパイユ、ベオーネ、舞子、ラディーチェ、ジラソーレ

富山・八尾 ニュース