ホタルイカの生態を説明したパネルに関心を示すドイツ人観光客=ほたるいかミュージアム

ホタルイカの生態を説明したパネルに関心を示すドイツ人観光客=ほたるいかミュージアム

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ホタルイカ海外から脚光 滑川・外国人観光客が急増

北日本新聞(2017年5月4日)

 ほたるいかミュージアムや海上観光など滑川市内のイベントや施設を訪れる外国人観光客が増えている。北陸新幹線開業後から増加。国内外のメディアがホタルイカを取り上げるケースも目立ち、関連施設への関心が高まる。市はインターネットで海外向けに情報発信するなど訪日客を呼び込む取り組みに力を入れる。 (滑川支局長・小幡雄也)

 滑川市観光協会によると、海外の観光客からの問い合わせは大半がホタルイカの身投げと海上観光で、ここ5年で数は約5倍に増加。海上観光は前年秋からメールで届き始め、一度中止が発表された今年は連絡に追われたという。

 市観光課によると、2007年に2・4%だった海上観光の外国人乗船率は北陸新幹線開業後の15年には5・8%、昨年は6・1%にアップ。アジアの団体客に加え、近年は欧米の個人客が多い。各国のドキュメンタリー番組の取材依頼も多くなった。

 同協会の廣橋和親事務局長は「ホタルイカが沿岸まで押し寄せるのは世界的に珍しいし、観光に活用している所もない。アクセスが良くなり、より注目を浴び始めたのではないか」と推測する。

 ドイツの写真家、ザンカ・ソルビンさん(45)はインターネットの情報を基に、深海の珍魚が撮影できると知り、4月下旬に初めて同市を訪れた。1日には滑川市中川原のほたるいかミュージアムを訪れ、「ホタルイカの発光ショーはアメイジング。とても面白い施設」と満足していた。

 同ミュージアムは昨年から館内の表示やホームページに英語での説明を導入し、外国人の受け入れ態勢を整えた。

 市もインバウンド(訪日)事業に力を注ぐ。公式フェイスブックは昨年のフランス語版に続き、英語版を新たに作成。職員が月2回ほど更新し、市内の見どころやイベントを紹介する。観光課は「ハード、ソフト両面で海外からも滑川に人を呼び込む方法を検討したい」としている。

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