氷見市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんの作品に親しむ「藤子不二雄(A)まんがワールドまつり」が5日、藤子(A)さんの生家である同市丸の内の光禅寺や中心商店街などで開かれた。クイズラリーなど多彩なイベントが繰り広げられ、県内外から訪れた大勢の家族連れが楽しんだ。
クイズラリーは、ひみ番屋街と氷見漁港、光禅寺、忍者ハットリくんカラクリ時計の4カ所にポイントを設置。3問以上正解した挑戦者にオリジナルグッズを贈った。
光禅寺では、プロゴルファー猿の秘技に挑む「旗つつみ」チャレンジや、喪黒福造の決めぜりふで声の大きさを競う「ドーン・ドン!!」大会を開催。大阪府枚方市から家族で訪れた村下翔紀君(9)は「大声を出してすっきりした」と満足そうだった。庫裏では、藤子(A)さんゆかりの作品を公開した。
クイズラリー抽選会場の潮風ギャラリーでは、ハットリくんと「怪物くん」の着ぐるみが登場するキャラクターグリーティングもあり、入場者が記念撮影した。近くのまちづくりバンクで新聞エコバッグ教室も開かれた。キャラクターグリーティングは6、7日も行う。
中心商店街では「百縁笑店街(ひゃくえんしょうてんがい)」が同時開催され、参加店が特価品を販売。スタンプラリー抽選会も行われた。