フォッサマグナミュージアムに展示されている「2連結ヒスイ」=糸魚川市

フォッサマグナミュージアムに展示されている「2連結ヒスイ」=糸魚川市

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ぴったり一致「2連結ヒスイ」 姫川河口で見つかる

新潟日報(2017年5月8日)

 糸魚川市の姫川右岸の河口付近で1月と2月に見つかった2個のヒスイが、もともと1個だったものが割れた「2連結ヒスイ」であることが分かり、評判になっている。同市のフォッサマグナミュージアムで8月末まで展示されている。

 フォッサマグナミュージアムによると、2連結ヒスイを発見したのは、糸魚川市内に住む男性。本人の希望で名前などは公表していないが、「ヒスイの知識がある人」だという。

 この男性がことし1月、姫川河口付近で重さ9・6キロのヒスイを発見。2月にはほぼ同じ場所で4・2キロのヒスイも見つけた。

 当初は別々の石と思って所有していたが、知人が断面の形状が似ていることなどから「ぴったり一致するのでは」と気付いて合わせたところ、元は一つのヒスイが割れたものだと分かり、フォッサマグナミュージアムに持ち込んだ。

 糸魚川市の海岸で採れるヒスイの中には、元は1個の石が複数に割れた形で見つかることはまれにあるという。フォッサマグナミュージアムでは昨年、長野県の男性が12年かけて見つけた「3連結ヒスイ」も展示された。

 ミュージアムは「知識のある人なので、最初に見つけた場所の近くにもう1個あれば気付いていないとは考えにくい。一方は1月時点では地中に隠れていて、2月までの間に何らかの理由で地表へ現れたのではないか」とみている。

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