木の上の野鳥を望遠鏡で観察する塩嶺小鳥バスの参加者

木の上の野鳥を望遠鏡で観察する塩嶺小鳥バスの参加者

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早朝、鳥のさえずりに耳澄ませ 岡谷市「塩嶺小鳥バス」

信濃毎日新聞(2017年5月9日)

 諏訪市などからバスに乗り、岡谷市と塩尻市の境にある塩嶺御野立(えんれいおのだち)公園で野鳥を観察する催し「塩嶺小鳥バス」が7日、始まった。岡谷市が主催し64回目。初日は諏訪地方や県内外の子どもからお年寄りまで計68人が、早朝の公園内を2時間ほど歩いて鳥のさえずりに耳を澄ませた。6月25日までの毎週日曜日に開く。

 日本野鳥の会諏訪支部長の林正敏さん(73)=岡谷市川岸東=らが案内し、野鳥の鳴き声が聞こえたり、姿を確認したりすると、名前や特徴を説明。参加者は望遠鏡を手に枝先を見上げた。この日はキビタキやオオルリ、サンショウクイなど28種類の姿や鳴き声を確認した。

 バスは諏訪市のJR上諏訪駅を午前4時50分に出発し、下諏訪町や岡谷市の計10カ所を経由して公園に到着する。料金は諏訪市内で乗車すると1200円、下諏訪町と岡谷市は千円。小学生は半額。問い合わせは岡谷市商業観光課(電話0266・23・4811)へ。

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