光に照らされた「女神湖ゴーカート」で、即興の踊りを披露する山口さん=8日

光に照らされた「女神湖ゴーカート」で、即興の踊りを披露する山口さん=8日

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ゴーカート場でライトアップショー 立科「女神湖」準備

信濃毎日新聞(2017年5月11日)

 北佐久郡立科町芦田の「女神湖ゴーカート」は、7月にもゴーカート場を夜間開放してライトアップショーを始めようと準備している。経営する伊藤博信さん(54)が「女神湖周辺を盛り上げたい」と発案。上伊那郡辰野町を拠点に歌や演技などの表現活動をする「キッズステーションクラブ(KSC)」が協力し、不定期で歌や踊りのイベントを開く予定だ。KSCは性別や宗教の違いなどを超えた住みよい社会づくりも目指しており、そうしたメッセージも込める考えだ。

 女神湖畔にあるゴーカート場は、駐車場も含めた約1500平方メートルの敷地に全長600メートルのコースがある。伊藤さんによると、営業後の午後7〜10時に、7色に変化する光で敷地の木々を照らす。地元に生息する「ヒメボタル」をイメージしてミラーボールも点灯。観光などで訪れた人に無料開放する。ライトアップショーの名前は「ホタルのキモチ」とする。

 KSCは、いじめ撲滅や「命と愛とLGBT(性的少数者)」をテーマに表現活動をしている。伊藤さんは趣旨に賛同しており、協力を依頼して、昨年夏から一緒に準備を進めてきた。

 今月8日夜には、地元の観光協会や住民などにイベントを理解してもらおうと、公開リハーサルを実施。暗闇に幻想的な光がともる中、KSCメンバーで、心と体の性別が一致しないトランスジェンダーを公表する榊原舞花さん(25)=塩尻市=がギターを奏で、赤堀梓未さん(18)=上伊那郡南箕輪村=と一緒にLGBTへの理解を求める啓発ソングを歌った。ドイツ在住でサーカス劇団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のダンサー山口隼人さん(36)も参加し、即興の踊りを披露した。

 伊藤さんは「地域の理解を得て、皆で女神湖を楽しい場所にしていきたい」と話していた。

 イベントの問い合わせは「女神湖ゴーカート」(電話0267・55・6603)へ。

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