シードルウイークの参加店舗を紹介するチラシ

シードルウイークの参加店舗を紹介するチラシ

長野県 伊那路 祭り・催し

伊那谷でシードル味わって 「ウイーク」35店で提供

信濃毎日新聞(2017年5月12日)

 リンゴの発泡性果実酒「シードル」を扱う飲食店を増やそうと、飯田市のNPO法人国際りんご・シードル振興会が、「ナガノシードルウイーク」と銘打った催しを企画した。同市や伊那市、下伊那郡松川町の飲食店に呼び掛け、計35店舗が参加。12日から27日まで、それぞれの店舗でシードルを提供する。

 参加店舗はバーや居酒屋、レストラン、すし店など。催しの期間中、国内外の銘柄の中から、各店が1〜3種類を選んで提供する。昨年秋に収穫したリンゴで仕込んだ新酒が市場に出始めており、銘柄数が多い県内産も楽しめそうという。

 飯田下伊那地域では、ワイナリーや日本酒の蔵元、リンゴ農家によるシードルの醸造が広がる一方、扱う飲食店がまだ少ない。同振興会は、流通拡大のきっかけにしようと催しを企画し、伊那谷の飲食店に協力を呼び掛けた。銘柄の選定や価格などは各店に任せているという。

 各店でシードルを注文すると、スクラッチカードがもらえ、絵柄や枚数に応じ、小皿料理1品といった特典が受けられる。同振興会副理事長の三石秀樹さん(58)は「どんな料理にもよく合うシードルの魅力に触れてほしい」と話している。問い合わせは同振興会(電話080・5144・0883)へ。

今月のお得な国内ツアー びゅう

伊那路 ニュース