奥村土牛記念美術館で見頃になったフジを楽しむ女性たち

奥村土牛記念美術館で見頃になったフジを楽しむ女性たち

長野県 軽井沢・佐久・小海線沿線 花・紅葉

色づくフジ、甘く香る 佐久穂・奥村土牛記念美術館

信濃毎日新聞(2017年5月17日)

 佐久穂町穂積の奥村土牛記念美術館で、フジの花が見頃を迎えている。薄紫に色づいた花の房は、最長で約50センチほどに垂れ下がり、甘い匂いを漂わせながら、訪れる人たちを楽しませている。

 同美術館には、2カ所にフジ棚がある。上田市の信濃国分寺史跡公園にある「カバンの藤」と同じ株から分けられたとされる西側のフジは五、六分咲き、南側のフジが三分咲きで、いずれも今月末までが見頃。近くには、白や赤のツツジが咲き誇り、これからは、ピンクや赤のボタンも咲き始める。

 堺市から友人と訪れた北尾邦子さん(65)は「風情があって、香りも良くて、とてもきれい。遠くから来たかいがありました」とうれしそうだった。

 町公民館は20日、同美術館のフジ棚で「野点(のだて)のミニ茶会」を初めて開く。公民館主催の茶道教室に通う小学生や講師が無料で野だてを披露し、茶菓子を提供する。午前11時〜午後3時。問い合わせは町公民館(電話0267・86・2041)へ。

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