青空の下、天日干しされるイナダ=金沢市利屋町

青空の下、天日干しされるイナダ=金沢市利屋町

石川県 金沢市周辺 特産

イナダ、今年はずらり 金沢で天日干し最盛期

北國新聞(2017年5月17日)

 夏の保存食として藩政期から伝わるブリの干物、イナダの天日干し作業が金沢市内で最盛期を迎えている。
 干物製造などを手掛ける「味の十字屋」=金沢市利(とぎ)屋(や)町=では、例年並みのブリ500本を仕入れ、6月いっぱい天日干し作業を続けて約千枚のイナダを仕上げる。
 昨年は主な材料である九州産ブリの不漁と、熊本地震に伴う輸送の遅れで、生産量が例年の5分の1に落ち込んだ。中田安之会長は「今年は注文に応えられる」と話した。
 イナダは加賀藩3代藩主前田利常が保存食として作らせ、参勤交代の際に持参したと伝えられている。

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