布張りに取り組む住民=珠洲市野々江町

布張りに取り組む住民=珠洲市野々江町

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曳山の人形作り本格化 珠洲・飯田、燈籠山祭りに向け

北國新聞(2017年5月17日)

 7月20、21日に珠洲市飯田町で行われる市無形民俗文化財「燈籠山(とろやま)祭り」に向け、曳山を巡行する8町内会のうち、吾妻(あづま)町町内会で人形作りが本格化している。
 吾妻町では人形作りの伝統を次世代に引き継ぐため、4年前から大正時代初期に途絶えたとされる人形制作を再開し、以後隔年で人形を新調している。
 同町祭礼取締役の真脇龍さん(23)らは、今年の人形のテーマを「太鼓をたたく男」に決めた。高さ約5メートルの人形制作のため、住民は3月中旬から同市野々江町の倉庫を借り、連日連夜の作業に取り組んでいる。
 15日からは布張りが始まり、住民10人が、人形の骨組みとなる部分に白地の布を丁寧に貼り付けた。布張りは20日まで行われ、人形は6月下旬ごろに完成する。真脇さんは「町の人が『いい祭りだった』と思えるように、準備から頑張りたい」と話した。

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