上市町湯上野の「かみいち天然温泉 アルプスの湯」は19日、家族で温泉の健康効果を実感し、子どもに入浴マナーを学んでもらう「風呂育(いく)」キャンペーンを始める。19は「いく」と読めるため、オープン19周年と「風呂に行く」をかけて企画。毎月19日の「風呂育の日」に入館してスタンプを集めると館内で使える割引券などがもらえる。
運営する町健康文化振興財団(松本喜二理事長)は「健康第一・天然温泉」をテーマにスタンプ台紙を兼ねたパンフレットを用意した。温泉療法医の鏡森定信富山大名誉教授の監修で、大浴場のリラックス効果、源泉の美肌効果などを説明。館内にある入浴と森林浴の相乗効果を狙った「湯あがりセラピールーム」の活用方法も紹介している。
スタンプは3個ごとに館内の食堂、売店で使える200円分の共通割引券、来年3月まで全て押すと千円分の商品券が当たる。月曜定休で、19日に重なった場合は翌日が「風呂育の日」になる。