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飯田線で観光列車運行へ 全通80周年記念

信濃毎日新聞(2017年5月19日)

 JR東海が7〜9月、8月に全通80周年を迎える飯田線で記念の観光列車を運行することが18日、分かった。JRグループや県内自治体がこの3カ月間に展開する大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせて企画。伊那市駅から飯田駅(飯田市)の間を走る快速「飯田線80周年アルプス号」や、鉄道以外で行くのが難しい山間地の駅を巡る急行「秘境駅号」の運行を計画している。

 飯田線は1937(昭和12)年8月20日、前身の三信鉄道の大嵐(おおぞれ)(浜松市)―小和田(同)がつながり全通。関係者によると、「アルプス号」は全通日に合わせ8月19、20日に3両編成の各1本を運行する。JR中央西線を走っている「313系」と呼ばれる車両の中の1タイプを飯田線で走らせる。

 8月19、20日は「飯田線80周年秘境駅号」も豊橋(愛知県豊橋市)―飯田で運行。「秘境駅」と言われる小和田、中井侍(なかいさむらい)(下伊那郡天龍村)、為栗(してぐり)(同)、田本(下伊那郡泰阜村)、金野(きんの)(飯田市)、千代(同)の6駅に停車する。

 信州DC開幕に合わせ、7月1、2日に同じ区間で「信州DC記念秘境駅号」も運行。1日は平岡(天龍村)で地元住民らによる記念イベントを開く。9月にも「秘境駅号」の運行を計画している。いずれの列車も全車指定席で、それぞれ運行の1カ月前から全国の駅で販売する予定だ。

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