完成した「サノバスミス」を手にする宮嶋伸光さん(右)と優作さん

完成した「サノバスミス」を手にする宮嶋伸光さん(右)と優作さん

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酸味際立つ「ハードサイダー」 小諸と大町の農家連携

信濃毎日新聞(2017年5月19日)

 小諸市と大町市のリンゴ専業農家2軒が、リンゴが原料の発泡性の酒「ハードサイダー」を造った。サイダーに適した2品種をブレンドし、酸味が際立つ仕上がり。アウトドアなどで「ビールのようにカジュアルに飲んでほしい」とし、20日に飯田市で開かれる「ナガノシードルコレクション」に出品する。27日から各農家などで販売する。

 造ったのは、小諸市森山の宮嶋伸光さん(39)と弟の優作さん(35)、大町市常盤の小沢浩太さん(34)。県内の果樹農家などでつくる県果樹研究会青年部でシードル造りを研究してきた仲間だ。

 同じリンゴを原料とする欧州のシードルに比べ、ハードサイダーは日常的に飲まれるという米国流。宮嶋さんらは昨年、一昨年と米国オレゴン州を訪れ、ハードサイダーが生活になじんでいる様子を実感。3人ともキャンプなどで気軽に酒を楽しむのが好きで、「僕らはこのスタイル」と決め、昨年産のリンゴを使い、大町市の醸造所に委託して商品化を進めてきた。

 商品名は「sonofTHESMITH(サノバスミス)」。330ミリリットル瓶(税別700円)を千本製造。さらにハードサイダーに適した品種も研究中で、優作さんは「新しいリンゴの味わい方としてハードサイダーを根付かせたい」と意気込む。

 問い合わせは宮嶋さん(電話0267・22・8175)か小沢さん(電話0261・22・2911)へ。

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