第101回高校相撲金沢大会(北國新聞社など主催)を2日後に控えた19日、全国72校の選手が力と技をぶつけ合う石川県卯辰山相撲場の土俵が出来上がり、熱闘を待つばかりとなった。
土俵づくりは能登町の稲井信男さん(68)ら3人が17日から作業を進め、勝負俵や徳俵、踏み段の俵などが真新しい小俵に取り換えられた。仕切り線には白色のペンキが塗られ、練習土俵も出来上がった。
稲井さんは丹精した土俵を見ながら「選手たちがけがをせず、力いっぱい戦ってほしい」と話した。
20日は午後2時から金沢市の北國新聞赤羽ホールで選手交歓会が開かれ、21日は午前8時からの開会式に続き、鵬翔(宮崎)-能登の予選1回戦で熱戦の火ぶたが切られる。