オープンに先立ち、遊歩道の状況を調べる関係者=25日、佐渡市

オープンに先立ち、遊歩道の状況を調べる関係者=25日、佐渡市

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石名天然杉遊歩道 今季26日オープン

新潟日報(2017年5月26日)

 風雪により複雑に変化した奇木や巨木などを観賞できる大佐渡山地の石名天然杉遊歩道が26日、今季のオープンを迎える。11月下旬まで一般開放され、樹齢300年ともいわれる巨木が立ち並ぶ壮大な風景を楽しめる。25日は新潟県の担当者らが遊歩道の状況を点検し、最終確認を行った。

 県が整備した遊歩道は、大佐渡山地の主稜線付近(標高約900メートル)に位置する。作業道を含め、約1・8キロを巡るコースとなる。

 遊歩道の一般開放は2011年に始まった。昨年は約6500人が訪れ、人気の観光スポットとなった。今年は雪解けが昨年よりも進まなかったため、1週間遅いオープンとなった。

 遊歩道沿いには、枝が象の牙のように曲がった「象牙杉」や寄り添うように幹を伸ばす「家族杉」などの巨木がそびえている。また今の時季は、カタクリやシラネアオイといった山野草も見頃を迎えている。天候が良ければ、展望台から大野亀や粟島の眺望も楽しめる。

 県や市の担当者らは25日、遊歩道が滑りやすくなっていないかなどを調べた。オープン後も週に1回点検を行う。県佐渡地域振興局農林水産振興部の明田川晋副部長は「厳しい自然の中で育ったユニークな形の天然杉を多くの人に楽しんでほしい」と話した。

 入山無料。遊歩道に通じる駐車場までは両津港から車で約1時間。県は、天候が急変する恐れがあるため万全の装備で入山するように呼び掛けている。問い合わせは県佐渡地域振興局林業振興課、0259(74)3395。

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