プランターにまいた種に水をやる子どもたち

プランターにまいた種に水をやる子どもたち

富山県 砺波・南砺・五箇山 その他

城端駅ヒマワリで明るく 7月のフェスへ住民種まき

北日本新聞(2017年5月28日)

 南砺市城端地域の住民を中心とした組織「ひまわりプロジェクト」(古軸裕一会長)は27日、JR城端駅周辺の花壇などにヒマワリの種をまいた。満開が見込まれる7月30日に現地で「ひまわりフェスティバル」を開き、地域の絆を強めるとともに、JR城端線の開通120周年を祝う。

 城端地域にヒマワリを植える取り組みは、東日本大震災の被災地、福島県南相馬市の福祉作業所から譲り受けた種で花を咲かせ、被災地と城端を明るくしようと2013年に始まった。昨年から、花が生み出す明るい雰囲気を駅の活性化や犯罪抑止につなげようと、駅や城端交番一帯をメイン会場に実施している。

 種まきには住民や南砺署員ら約60人が参加。線路に平行して設けられた花壇や、駅周辺に並べるプランターに種をまき、水をやった。

 祖父母と参加した南砺市城端小学校3年の南緋佳里(ひかり)さんは「きれいなヒマワリを見て、たくさんの人にうれしい気持ちになってほしい」と願った。

 フェスティバルでは、駅利用者に切り花を贈るほか、音楽演奏などを計画している。城端地域の桜ケ池近くの畑にも26日に種をまいた。迷路に仕立て、フェスのサテライト会場とする。

えきねっと びゅう国内ツアー

砺波・南砺・五箇山 ニュース