職人が手すきした越前和紙で次々と作られるうちわ=26日、福井県越前市

職人が手すきした越前和紙で次々と作られるうちわ=26日、福井県越前市

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和紙のうちわ、涼やか仕上げ 越前市の産地で製作ピーク

福井新聞(2017年5月30日)

 本格的な夏の到来を前に、福井県越前市の越前和紙産地でうちわ作りが佳境を迎えている。大滝町の栁瀨良三製紙所では、涼しげな透け感のあるうちわが次々と仕上がっている。

 同製紙所は3月からうちわ用の和紙をすき始め、6月中旬まで500本を製作する。色は白、ブルー、ピンクで「落水」の技術を用いた透け感のある美しい柄が特徴。柄は菊花や渦巻きをイメージしたものなど10種類あり、部屋のインテリアとして買い求める人も少なくないという。

 26日は栁瀨靖博さん(49)ら職人たちが、竹の骨組みに和紙を貼る作業を行った。栁瀨さんは「越前和紙の良さや自社の技術を知ってもらうきっかけになれば」と話していた。

 産地のうちわは新在家町のパピルス館などで販売している。同製紙所のうちわは6月以降、県内外の百貨店にも並ぶ。

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