かほく市出身の飛行家、東善作(あずまぜんさく)が今年で没後50年となることに合わせ、同市大海小で29日、紙飛行機の体験講座が開かれた。4~6年生18人が紙飛行機を飛ばして歓声を上げながら、郷土の飛行家に思いをはせた。
東は1930(昭和5)年、小型複葉機「東京号」でアメリカ、ヨーロッパ、アジアの三大陸単独横断飛行を成し遂げた。地元の子どもたちに東の功績や生き方を伝え、6月に市内で開催される「県紙ひこうき大会inかほく」(同大会実行委員会主催、本社共催)の盛り上げにもつなげようと、市内外の有志でつくる「東善作研究会」が講座を企画した。