富山市ファミリーパークで今春ふ化したフンボルトペンギンのひなが、巣穴から時々出るようになり、来園者に愛らしい姿を見せている。
3月23日のふ化から2カ月がたち、体重は約3200グラムに成長。灰色のふわふわの毛に包まれている。性別は不明。両親のそばを離れず、「ピュー、ピュー」と鳴いて餌をねだる姿を見ることができる。
25日には、ひなを挟んだ両親が空を仰いで鳴き声を上げる姿が見られた。繁殖期によく見られる絆を確かめる行動という。同パークは「かわいいひなの姿と、両親で子育てする様子を見てほしい」と話している。