竪坑エレベーターの前で関電の社員の説明を聞く参加者=黒部峡谷欅平

竪坑エレベーターの前で関電の社員の説明を聞く参加者=黒部峡谷欅平

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電源開発の歩み学ぶ 黒部峡谷パノラマ展望ツアー開始

北日本新聞(2017年6月3日)

 竪坑エレベーターをはじめとした関西電力の施設見学や、北アルプスの景色を楽しむ「黒部峡谷パノラマ展望ツアー」が2日スタートした。あいにくの雨が降る中、県内外から訪れた約130人が黒部川の電源開発の歩みに触れた。

 県や黒部市、関電、黒部峡谷鉄道などでつくる「欅平(けやきだいら)パノラマ新周遊ルート運営協議会」(会長・能澤雄二黒部市副市長)が北陸新幹線開業に合わせて2015年に始めた。

 参加者は黒部峡谷鉄道のトロッコ電車で欅平に到着後、約80年前から使われている関電の専用列車に乗り込んだ。続いて竪坑エレベーターで高低差約200メートルを上昇し、資材運搬車両用の上部トンネル内を歩いた。トンネル出口広場からの風景を眺めた後、トンネル内の機関車検修庫で黒部川の電源開発の歴史を紹介する映像を鑑賞した。

 京都府から妻、次女と参加した男性(65)は「多くの人の犠牲の上に、電力が導かれたことがよく分かった。晴れた日にまた訪れたい」と語った。

 宇奈月駅でオープニングセレモニーがあり、能澤副市長や二階堂智朗関電北陸支社総務部長、小橋一志黒部峡谷鉄道社長、砂原賢司県観光・交通・地域振興局次長らがくす玉を割った。

 ツアーは11月13日までの金曜から月曜に、1日4便で実施する。料金は大人(中学生以上)5千円、子ども3200円。小学4年生以下は参加できない。黒部市は今年から市民向けの体験会を実施し、ツアーの魅力を知ってもらい、利用者増につなげる。

 今シーズンは昨年の1万1260人を上回る1万3千人の利用を見込んでいる。問い合わせは黒部・宇奈月温泉観光局、電話0765(57)2850(月~金曜の午前9時~午後5時)。

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