富山湾蜃気楼(しんきろう)ヨットレースの最終日は4日、魚津港を発着点に「魚津蜃気楼ヨットレース」が行われ、アムールが優勝した。一般向けの試乗会もあり、家族連れらが潮風を受けながら乗船を楽しんだ。
レースは魚津港を出発した後、魚津南港と黒部市の石田フィッシャリーナでそれぞれ折り返し、再び魚津港に戻るコースで争った。
県内の愛好家らが乗る12隻が出場し、魚津港沖を一斉にスタートした。晴天で風や波の影響が小さい中、潮の流れをうまく利用してスピードに乗ったアムールが序盤から抜け出した。そのままトップの座を譲らず、約1時間半でゴールした。
試乗会には45人が参加し、グループに分かれてヨットに乗船。約1時間にわたって、周辺の沖合で心地よいクルージングを満喫した。
富山湾蜃気楼ヨットレースは実行委員会と県セーリング連盟(高桑幸一理事長)が2013年から開いている。北日本新聞社後援。
▽魚津蜃気楼ヨットレース(2)JUNPUU(ジュンプウ)(3)花子