入善沖で採れる天然岩ガキの出荷開始セレモニーが8日、入善町下飯野の入善海洋深層水パークで開かれ、町や漁業、飲食の関係者が祝った。
海洋深層水かきセンターの津久井研悟社長と入善漁協の車正利組合長、笹島春人町長、鬼原征彦町議会議長が試食し、満足そうな表情を見せた。芦崎保育所の園児が元気いっぱいの踊りを披露した。
この日はカキ殻を農業用肥料として有効活用するための実証実験が行われていることも発表された。子どもたちはヒマワリの種やショウガをプランターに植え、細かく砕いた殻を敷き詰めた。