大勢の見物人の前で威勢よく練り回される夜高行燈=砺波市本町

大勢の見物人の前で威勢よく練り回される夜高行燈=砺波市本町

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行燈21基 街中彩る となみ夜高まつり開幕

北日本新聞(2017年6月10日)

 砺波地方の夜高祭りの最後を飾る「となみ夜高まつり」が9日、砺波市出町地区の中心部で始まり、極彩色の夜高行燈(あんどん)計21基が街中を鮮やかに彩った。

 伝統の夜高節や「ヨイヤサ」という威勢のいい掛け声とともに若衆らが大行燈15基、小行燈6基を勇壮に引き回し、通りに集結させた。夜高行燈コンクール最高賞の市長賞・北日本新聞社賞に大行燈の部は新町、小行燈の部に旭町が選ばれた。審査の間、各町内の太鼓や笛の担い手による夜高節の合同演奏が初めて行われた。

 最終日の10日は午後8時45分から大行燈をぶつけ合う「突き合わせ」がある。砺波夜高振興会主催、北日本新聞社後援。

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