砺波地方の夜高祭りの最後を飾る「となみ夜高まつり」は最終日の10日、砺波市本町の大通りで大行燈(あんどん)をぶつけ合う「突き合わせ」が行われ、迫力の激突に会場の熱気は最高潮に達した。
若衆は「ヨイヤサ」の掛け声で士気を高め、笛の合図とともに対面した町内の行燈とぶつけ合った。「ドーン」というごう音が響くたび、通りを埋める大勢の見物客から歓声が湧き上がった。
突き合わせは通りの2カ所で行われ、参加した行燈15基が相手を替えながら深夜まで繰り返した。最後は手打ち式「シャンシャン」で締めくくった。
となみ夜高まつりは砺波夜高振興会主催、北日本新聞社後援。