雪の残る白山や木々の緑が織り成す風景を楽しむ観光客=白山市の白山白川郷ホワイトロード

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好条件重なり利用倍増 ホワイトロード全線開通

北國新聞(2017年6月13日)

 冬季閉鎖されていた白山市と岐阜県白川村を結ぶ白山白川郷ホワイトロードは11日、中宮料金所―馬狩(まがり)料金所の有料区間が供用され、全線開通した。今年の初日は開通40周年と白山開山1300年の節目に加え、日曜に天候に恵まれる好条件が重なり、昨年の約2倍となる748台が利用した。全長33・3キロの沿線は絶景を楽しむ大勢の観光客でにぎわい、関係者が今後の入り込みに期待を寄せた。
 石川県林業公社白山林道石川管理事務所によると、昨年の全線開通日(6月4日)は土曜、晴れ後曇りで、利用は404台だった。「白山スーパー林道」から愛称を変更した一昨年は晴れたものの、木曜だったため248台と利用が伸びなかった。同事務所は大幅な利用の増加について、二つの節目のPR効果も要因になったとみている。
 開通式では、県林業公社の吉野隆理事長が「白山開山1300年を機に、石川、岐阜両県、白山市と連携を密にして利用者増加をさらに図る」とあいさつした。中宮料金所では午前9時の開通時に70台の車が列をつくり、一番乗りは10日午前11時ごろから並んでいた。先着40台に県産米の新品種「ひゃくまん穀(ごく)」や限定グッズなどの開通40周年記念品が贈られた。
 利用者は新緑に囲まれた道でドライブを楽しみ、豪快なふくべの大滝や雪が残る霊峰などの眺めを堪能した。この日、60歳の誕生日を迎えた福岡県行橋市の会社員前田国彦さんは「白山とホワイトロード、自分の還暦が重なり、こんなチャンスはないと思った。白山の写真を息子に見せたい」と話した。

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