塩ゆでしたトビウオを乾燥用ケースに並べる従業員=輪島市門前町道下

塩ゆでしたトビウオを乾燥用ケースに並べる従業員=輪島市門前町道下

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「とびがつお」作りピーク 輪島・門前の名産

北國新聞(2017年6月15日)

 輪島市門前町で、地域の名産であるトビウオの煮干し「とびがつお」作りがピークを迎えている。14日は同町のスーパー「サン・フラワーマリヤマ」の従業員らが、同町道下の旧店舗で、切り身を乾燥させる作業などに励んだ。
 とびがつおはトビウオの旬である6月に作られる。あっさりしながらコクのある風味のだしを取ることができ、地元では昔からそうめんのつゆなどに重宝されているという。
 サン・フラワーでは、同町の鹿磯(かいそ)漁港で水揚げされたトビウオのうろこと内臓を取り除き、5センチほどの長さに切って塩ゆでした後、3、4日間乾燥する。
 旧盆の帰省客からふるさとの味として人気といい、サン・フラワーでは今季、約600キロを製造する。

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