塩尻市の奈良井宿で開く空き家見学ツアーのチラシ

塩尻市の奈良井宿で開く空き家見学ツアーのチラシ

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奈良井宿の歴史ある町並み活用を 24日に空き家見学ツアー

信濃毎日新聞(2017年6月16日)

 江戸時代から明治時代に建築した木造住宅が多く並ぶ塩尻市の奈良井宿で24日、所有者が売却を希望する空き家5軒を回る「見学ツアー」が初めて開かれる。旧中山道でも大規模な宿場跡の一つだが、近年は空き家が増加傾向。歴史ある町並みの中で暮らしたい人、店を開きたい人たちに有効活用してもらおうと市振興公社が企画した。

 奈良井宿は南北約1キロにわたる宿場跡で、一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)にも選定されている。今回見学する空き家はいずれも建築年代がはっきりしないが、木製の格子戸や、2階部分がせり出した「出梁(だしばり)造り」が特徴。ただ、傷みが激しいため利用には改修が必要で、町並み保存のために改修には一定の制約がある。

 きっかけは、公社が市から受託して市内全域で進めている空き家調査だった。奈良井宿には33軒の空き家があり、所有者33人に建物の今後の扱いについてアンケートしたところ、回答した21人のうち7人が「売却」を、5人が「売却か賃貸」を希望した。

 公社は「奈良井宿の町並みの魅力を発信すれば、若い人たちを呼び込む材料にもなる」と期待を寄せる。当日は午後1時に奈良井地区公民館に集合し、約2時間かけて5軒を歩いて回る。その後公民館に戻り、公社の担当者や不動産業者に個別に相談できる。

 定員は先着20組。申し込みは市振興公社(電話0263・51・0802)へ。

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