夏休みなどに合わせて、しなの鉄道北しなの線(長野―妙高高原間)と、えちごトキめき鉄道(新潟県上越市)全線が2日間乗り放題になる「長野―日本海ひすいラインフリーきっぷ」が30日、発売される。
2015年から販売しており、昨年は両社合わせて約1700枚を売る人気。今年は7〜9月にJRや県内自治体が展開する大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」で県内を訪れる新潟県民の需要も見込む。えちごトキめき鉄道は、同内容の切符を「トキてつ・北しなのフリーきっぷ」の名称で販売する。
使用期間は7月1日〜8月13日で、北しなの線と、えちごトキめき鉄道の「妙高はねうまライン」(妙高高原―直江津間)、「日本海ひすいライン」(直江津―市振間)の全区間で使える。沿線の飲食店で割引サービスを受けられるなどの特典もある。
中学生以上2千円、小学生千円で、8月12日まで販売。しなの鉄道では古間を除く北しなの線各駅と屋代、戸倉、上田、小諸の各駅で扱う。