2階建て新幹線「E4系」の隣に設置された「115系」車両(右)=25日、新潟市秋葉区新津東町2の新津鉄道資料館

2階建て新幹線「E4系」の隣に設置された「115系」車両(右)=25日、新潟市秋葉区新津東町2の新津鉄道資料館

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新潟秋葉区・鉄道資料館に「115系」 「E4系」の隣へ

新潟日報(2017年6月26日)

 旧国鉄時代から新潟県内の在来線で活躍し、JR東日本から新潟市に譲渡された「115系」の先頭車両が25日、新潟市秋葉区の新津運輸区から新津鉄道資料館へ輸送され、敷地内に設置された。未明に行われた輸送の間、多くの鉄道ファンが沿道でカメラを構え、資料館に車両が着くと、集まった人から大きな拍手が起こった。

 車両は1978年製造で全長20メートル、重さ44トン。信越線や白新線などを走り、緑と白の「新潟色」が特徴だ。

 同日午前0時、大型トレーラーに搭載された車両が新津運輸区を出発。資料館まで約3キロの距離を1時間ほどかけて進んだ。午前8時半からは、クレーンでつり上げるなどして台車を取り付け、展示車両用の線路に設置した。場所は、21日に運び込まれた2階建て新幹線「E4系」の隣。

 東京都の会社員(25)は「115系には、新型車両にはない昔ながらの味があって気に入っている」と話し、シャッターを切っていた。

 115系とE4系は、7月15~17日のイベントで正式にお披露目される。

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